こちらはかつて那覇空港にあったLCC専用ターミナルに到着した場合のことを書いています。
2019年に移転して以降は、新ターミナルへ到着しますので、かつてのようなバス移動は無くなりました。
こんな時代もあったんだ〜ということでご覧ください。
LCC専用ターミナルと国内線ターミナルがありました
かつて那覇空港には、LCC専用ターミナルと国内線ターミナルがありました。
LCC専用ターミナルはありますが、成田空港発着の全てのLCCがLCC専用ターミナルを利用するわけではなく、
- ピーチ及びバニラエアはLCC専用ターミナル
- ジェットスターは国内線ターミナル
への到着でした。
【LCC専用ターミナル】降機後、徒歩でターミナルへ
LCC専用ターミナルでは、タラップ利用で降機し、徒歩でターミナルへ向かいます。ターミナルの目の前が駐機スポットなので、徒歩といっても2~3分程度で到着します。
スタッフの方の誘導のもと移動しますが、いろんな車両が通っている中の移動なので、歩けるお子さんと一緒の際は、しっかり手を繋いで横断してくださいね。
到着の時間帯により、他の飛行機の離着陸待ちのため、機内で待機することがあります。
那覇空港は、自衛隊の基地も併設されているため、場合によっては、自衛隊機の離着陸待ちに遭遇なんてこともあるんですよー。
屋根も囲いもないので、晴れた日は青い空と海が目の前に広がり気持ち良い移動ですが、雨の日や風の強い日は、ちょっと大変です。
手荷物の受け取りは?
搭乗時に手荷物を預けた場合の受け取りですが、LCC専用ターミナルでは、パーテーションで区切られた手荷物受取所に置かれていました。
置かれている姿は…
実際に見て感じてください…
とはいえ、飛行機から受取所はすぐそば!なので、ベルトコンベアーで流れてくる時のように、「まだかな、まだかな」と思いながら荷物を待つことなく受け取ることができるのは、うれしかったですよ。
チェックインカウンターの様子
チェックインカウンターも簡素なものでした。
当初から一時的な利用という位置づけだったのかもしれませんね。
LCCターミナルから歩いて空港の外に出ることはできません!
LCCターミナルは制限区域(安全・保安上の理由や国際貨物を扱ったりなどで、入ることを限定している区域)内にあるため、外に出るには無料専用シャトルバスにて国内線ターミナルへ向かうか、指定レンタカー会社の送迎バスのみとなっていました。
シャトルバスの本数は、少なくはないのですが(約10分間隔で運行)、出口が1か所であること、また、ほとんどの方がこのシャトルバスにて移動するため、乗るまでに時間を要します。
おむつをしているうちのこどものおむつも、長時間のフライトでいっぱいになっていたので、バスの乗車列に並ぶ前におむつの交換をしてからシャトルバスに乗車しました。
※LCCターミナルから国内線ターミナルまでは、バスで約10分ほどかかりました。
レンタカーの送迎。基本は国内線ターミナルまで
沖縄ではレンタカーを借りる方も多いですよね。
ほとんどのレンタカー会社では、那覇空港まで送迎をしてくれるのですが、LCC専用ターミナルまで送迎してくれるのは、トヨタレンタカーや日産レンタカーなど数社。
多くのレンタカー会社の送迎は、国内線ターミナルまでとなっていました。
そのため、LCCターミナル利用で那覇空港入りした場合は、シャトルバスにて国内線ターミナルに移動し、送迎バスに向かう必要があります。
国内線ターミナル出口から各社の送迎バス乗り場までは、出口から外に出て、道路を横断したするだけ。国内線ターミナルまで来てしまえば、バス乗り場はすぐそこです。
バスに乗車の際は、予約した方の名前を告げるだけですよ。
基本的に乗り合いであるレンタカー会社の送迎バス。ほぼ同時刻到着便がいくつかあると、思ったより早くバスが出発してくれて早めに営業所についたり、その逆で出発までの待ち時間が長かった、なんてこともありますよ。
LCCターミナル着の場合は、より多めに時間をみておく必要がありました
大人だけの飛行機旅と違い、子連れでは着陸後におむつの交換や授乳などをすることも考えられます。
那覇空港のLCC専用ターミナル到着の場合、国内線ターミナルまでの移動も含めて、空港を出るまでどんなに急いでも20分以上かかっていたんですよね。
国内線ターミナル到着の場合は、駐機場所からターミナルまでバス移動となるのですが、移動距離は短いので、空港を出るまで早くて約10分ほどとなります。
長時間ではないとはいえ、成田空港から2時間半ほどの空の旅。小さい子であればなおさら負担がかかっていると思いますので、荷物のピッキングの待ち時間やバスの乗車待ち時間などをうまく利用し、おむつ替えや授乳をしてくださいね。