1日数百円から手軽に気軽に出すことができるウェブ広告。
よく知られた
- Google広告
- Facebook広告
のふたつを同条件で比較してみました。
出稿条件
1日あたりの予算:500円
日数:5日間
出稿地域:商圏5万人ほど
出稿エリア:商圏30Km
出稿業態:美容室
出稿の目的
新規顧客獲得
結果
目的、ターゲットなどの設定が細かくできるFacebook広告が圧勝。
表示回数・クリック率も高く、500円×5日で新規顧客10名獲得。
講評
Google広告はあくまでも、「設定したキーワードにて検索された場合に広告が表示されるもの」であるのだが、今回出稿した店舗は「地名+業種」による検索数が600件/月ほどしかなく、そもそもの母数が少ないため表示される回数も少なく、「地名+業種」によるクリックは1件という結果となった。
合わせて設定したキーワードによる表示、クリックに関しては、それぞれ1000件以上、86件であったが、その多くが商圏以外の方によるものだったため、新規顧客獲得に結びつくことはなかった。
Facebook広告においては、広告をリーチ(表示)させるターゲット設定を
- 性別
- 年齢層
- 地域(中心地からの半径キロ)
- 利用者層(学歴やライフスタイルなど)
- 興味関心
- 行動(モバイルユーザー、旅行好きなど)
と細かく設定することができ、推定利用者数及び出稿単価による1日に推定数(表示数/クリック数)を確認した上で出稿でき、結果も概ね推定数通りとなった。
なお、「Facebook広告」と呼ばれてはいるものの、表示されるのは
の両方であり、今回検証した業種(美容室)の場合は、設定時に「女性のみ」にしたからか、Instagramへの表示が多く、クリック数もInstagramの方が多い結果となった。
Facebook広告の方が、より細かくターゲット設定をした上で出稿できるので、より多くのリーチ数やその後のアクション(サイトの表示等)を得ることができる
補足)新規顧客獲得までの流れ
新規顧客の流れは、
広告→広告用LP→LINE登録→サロン予約
であった。
広告をクリックすることで表示されるLPには
- LINE
- メッセンジャーのチャット
- お問合せフォーム
を設置していたが、新規顧客は全てLINEからのお問合せ。
新規顧客の深層心理として、LINEによるお問合せはハードルが低いことが考えられる。
なお、既存客のお問合せの際の連絡手段の利用率はLINE利用が9割、残りは0.5割ずつとなっている。
美容室等のサービス業においては、LINE導入が必須と思われます。