わたしはいくつかのサイトを運営しているのですが、このサイトともうひとつが似たようなサイトになってしまったため、アクセスの少ない方を閉鎖して、一つにまとめることにしたんですね。
そこで、何ヶ月かかけて記事のお引っ越しなどをし、もうひとつのサイトのドメインが切れるのを待ったところ…
ドメインの有効期限が切れた翌日に、「120件のリンクエラーがあります」とのお知らせが!
なぜリンクエラーになってしまったのか、リンクエラーにすぐ気づけた理由と合わせて公開します。
わたしが行った引っ越し方法
引っ越し元のサイトにはもともと70ほどの記事があったのですが、引っ越し元のサイトのテーマと合わなくなっていた記事を1年ほど前からこのサイトに引っ越しをしていて、一つにまとめようと決めた時には、50記事弱となっていました。
そのうち、
- アクセスが少ないもの
- 内容が古く、新しくしようがないもの
などは引っ越ししないことに。
そのため、引っ越しする記事数としては15記事ほどになっていました。
わたしが行った引っ越し方法は、ずばりコピー&ペースト。
引っ越しする記事数も少ないし、引っ越しの際に記事を見直して修正・加筆などもしたかったので、コピー&ペーストで引っ越しを行いました。
コピー&ペーストで引っ越しを行っていれば、通常であればリンクエラーが起きることはありませんので、その日が来るまでは何も問題なかったんですけどね…
リンクエラーが大量に発生した理由
ある日発生した大量のリンクエラー。
その数約120!
驚きと「やっぱり!」という気持ちが一緒にやってきました…
リンクエラーが大量に発生した理由は、
画像をきちんと挿入せずに投稿していたから!
これはどういうことかというと、
画像のリンク自体もコピーして貼り付けていた
ということです。
画像データというのは、サーバーの中の『該当するドメインのフォルダ』に入っていますよね。
該当するドメインのフォルダの中にあるデータというのは、同じサーバー内であれば、そのドメインが無くならない限り、そのフォルダから引っ張ってくることができるわけです。
しかし、サイトを閉鎖するための記事の引っ越し。
閉鎖する予定のドメインの契約期限が過ぎてしまえば、そのドメインは無効となり、フォルダから画像を引っ張ってくることはできないんですよね。
横着せずに、しっかりと画像を挿入していれば防げたことでした…
リンクエラーにすぐに気づけた理由
リンクエラーが大量に発生した際、すぐに気づくことができのは、リンクエラーをお知らせしてくれるプラグイン『Broken Link Checker』を入れていたからでした。
Broken Link Checker はサイト内の内部リンクと外部リンクをすべて監視およびテストして、リンク切れを見つけます。問題のあるリンクを修正して SEO とユーザー体験を改善するのに役立ちます。
https://ja.wordpress.org/plugins/broken-link-checker/
ブログなどには多かれ少なかれリンクを挿入していると思いますが、外的な要因でリンク切れが起きてしうまうことありますよね。
記事数が多くなればなるほど、自分で一つひとつのリンクをチェックして回るのはとても大変ですが、このBroken Link Checkerを入れておくことで、リンク切れを発見してすぐに修正することが可能になります。
リンクだけでなく、今回のわたしのようになくなった画像やリダイレクトを発見してくれ、メールでお知らせしてくれるので、とても助かっています。
思いがけないリンク切れなども発生しますので、リンク切れを見つけてくれるプラグインを入れていない方は、ぜひ入れておいてくださいね。
リンクエラーの修正方法
画像がなくなってしまった今回のわたしの場合、ただひたすらに該当する画像を挿入してエラーの修正を行いました。むしろ、それしか方法は思いつかなかったので…
ところどころ、「ここにはどの画像を挿入していたのか?」と思い出すのに一苦労した部分もありました。
無駄な時間と労力を使わないためにも、サイト引越しの際は画像をきちんと挿入することを忘れないでください。
まとめ
- ブログ記事を引っ越す際、文章と一緒に画像のコードをコピー&ペーストしても、引っ越し元のドメインが有効なうちに画像を挿入しておく
- リンク切れが発生した際にすぐに修正できるように、リンク切れチェックのプラグインを入れておく
ブログの引っ越しの際にお役にたれてば幸いです。