キャッシュレス化の波に乗り(?)、〇〇payがすごく増えたり、貯めたポイントでそのまま支払えるようになったりしてますよね。
それらについて、わたしは現金と同じように扱っているのですが、それら全てを既存の家計簿アプリで管理するのは至難の業。
さらにいうと、入ってくるお金の種類も、給与・売上・各種手当等・ポイント還元と色々あってやはり既存の家計簿アプリでは何かと大変で…
かといって、全てを手書で管理するも面倒なので、エクセルでオリジナル家計簿を作りました!
ポイントの管理どうする?と悩んでいる人の参考になるといいな。
多くの人が不労所得を得る時代
『いつかは不労所得を得たい!』と望む人が多いですが、実際のところ、多くの人が不労所得を得てますよね。
投資とかしてないし、そんなのないよ!という声が聞こえてきそうですが、そもそも不労所得の定義というのが『労働の直接的対価として得る賃金・報酬以外による所得』、つまり自分が労働せずに得られる所得のことなので、
- クレジットカード利用で貯まったポイント
- 店舗やECサイトで貯まったポイント
- キャンペーンでもらった〇〇pay
といった現金と同等に使えるポイントやキャッシュレス決済なども立派な不労所得だとわたしは考えています。
もらったポイントや〇〇payも現金と一緒
クレジットカードのポイントや、その他のポイント、キャンペーンで還元される〇〇payなど、一昔前では考えられないくらいに現金と同様に使えるものが増えましたよね。
これらの『現金等』ですが、ポイ活などを積極的にしていない我が家でさえ、2020年は約50万円にものぼっていました!
月にして4万円強。
副業でも「まずは5万円目指しましょう」と言われているようですが、それに近い金額をポイント等で得ているご家庭は非常に多いと思われます。
かつて、ポイント等も貯まりづらく、また交換できるものも商品や、その店舗でしか使えないものばかり、という時代もありましたが、今は多くのポイントがあらゆる場所で現金と同様に使えるようになっています。
現金と同様に使えるのだから、家計簿上も現金と同様に扱ったほうが管理もしやすいですよね。
支出のパターンが増えているのに、それらを考慮しないと実際の収支が見えない
ポイント等を管理できる家計簿アプリも増えているので、きちんと管理しているよ!という方も多いですよね。
では、お宅で実際に使用しているポイント等が何種類あるか数えたことありますか?
わたしはなんと、約40種類もありました…
もちろん、自分ではそんなに使っている自覚はありませんでしたし、厳選して使っているという気持ちはあるのですが、それでも約40種類。
内訳はというと
- 電子マネー:5種類
- スマホ決済:2種類
- 各種ポイント:20種類
- その他:10種類
といった感じでした。
これら全てを網羅できる家計簿アプリ等に出会えなかったので、わたしはエクセルで管理し始めたのですが、上にも書いたように、現金と同様に使えるポイント等が毎月約4万円ほども入ってきているわけです。
そして、現金と同様に出て行くのに、しっかりと管理できていないと、実際のご家庭の収支は見えてこないですよね。
もしくは、どちらか一方だけ管理していたとしても実際の収支としては見えてきません。
例えば、現金と同様に支払えるので、支出として管理していても収入を管理していなければ、収入-支出の残高は少なくなってしまいます。
現金と同様に使えるからこそ、ポイント等の収支もしっかり管理して、実際の収支を把握していきましょうね。
家計の流れを見るのにも複式家計簿が役に立つ
事業の場合などは複式簿記で記帳していきますよね。
これは、『どこからどこへお金が流れたか』というのがとてもみやすいものなのです。
わたしは、家計簿にも複式簿記の記帳方法を利用しているのですが、これがとっても便利!
収入や支出があるたびに記入しているので、手間は特にありませんし、エクセル(スプレッドシート)で作っているということもあり、
- 費目ごとの支出も一覧表でわかりやすい
- 支払元の残高がわかりやすい
- バランスシート(賃借対照表)と損益計算書も自動で作成されるので、家計全体の状況が把握できる
という利点があります。
金額の大小にかかわらず、クレジットカードのポイントなど毎月入ってくるポイント等や、流動的に使用しており月に何度か加算されるポイント等などの収入の部分は、月末に一括で計上しています。
電子マネーや各種ポイント等の残高も一目瞭然です。
ポイント等だけでなく、株式などの資産、自動車ローンなどの負債も全てこの家計簿で管理できるので、お金の管理にこそ複式家計簿がいいんじゃなか?と最近は思っています。
家計簿を複式家計簿に変えてみませんか
複式簿記で家計簿をつけるようになってからというもの、お金の流れがほんと見やすくなりました。
特に、現金以外のお金の管理という部分では、さまざまさ家計簿アプリや、手書きの家計簿、単式のエクセル家計簿などいろいろ試しましたが、いまいち管理しづらかったものが、とっても管理しやすくなり、しっかりと管理した結果、ポイント等の収入が年間で50万円を超えていることがわかったりといいことづくしです。
複式家計簿というネーミングから、なんだか難しそう…と思ってしまいがちですが、入力は
- 使ったものの費目
- お金を出したところ
だけなので、とっても簡単。
その部分をきちんと記入できれば、自動で表にできますので、この機会に複式家計簿をお試しください。