シルバーウィークは2泊3日で東海地方に行って来ました。
決めたのは当日!急遽決めても十分に楽しめるポイントを、今回の行程とともに全てお見せしますね。
浜松餃子が食べたい→名古屋に泊まろう
出発の数日前に「旦那さんが連休」ということが決定。
今回は、GoToキャンペーン中の久々の連休ということもあり、多くの人出が予想されたため、わたし的にはおでかけしなくてもいいかな?と思ってました。
が、しかし!
最近お疲れモードだった旦那さんは、おでかけする気満々。
おでかけすること自体は問題ないのですが、GoToキャンペーン中の連休ゆえに、宿泊できるところがほとんど空いていませんでした!
主だった観光地は、どの宿泊予約サイトで検索しても軒並み「選択された日付では空室は見つかりませんでした。」との表示。
それでも、宿泊可能な場所はいくつかあったんですよね。
それは、
- 東京
- 仙台
- 名古屋
といった都市部!
さて、これらの都市からどこへ行こうか?
ということで、いくところリストを開きました。
Googlemapにお気に入りリストを作っておくのがおすすめ
わたしは『行くところリスト』なるものをまとめてあるお気に入りリストをグーグルマップ上に作っています。
これは、
- (まだ行ったことないけど)行きたいところ
- (何度か訪れているけど)また行くところ
- 好きなところ
など、自分の好きな場所が一目でわかるリストになります。
かつては、EverNoteに保存することが多かったのですが、
と思い、グーグルマップの保存機能を使い保存するようになりました。
お気に入りの場所を検索で表示し、『保存』をクリックするだけでマイリストが簡単にでき、ウェブサイトやチケット購入、宿泊費予約までここからできてしまうので、とってもおすすめです。
自分のリストを見るときは、『メニューバー』から『マイプレイス』を選択。
保存済みのマイプレイスが一覧で見ることができますよ。
このリストを眺めながら決まった今回の一番の目的は「浜松餃子を食べに行く」に決定。
こんな投稿をしてしまうくらい、浜松餃子が大好きなのですが、しばらく行けてなかったんですよね。
以前行ったお気に入りのお店も、このグーグルマップの保存機能のおかげで「あれー?どこだっけ~?」とならずにすみました。
浜松餃子を食べに行くので、浜松に宿泊するのでもよかったのですが、ほかに行きたいところもあったので、関東からは浜松のちょっと先の名古屋に宿泊することにしました。
繁忙期でも空いていれば無料で宿泊できるマリオットボンヴォイポイント貯めておこう
繁忙期の宿泊で気になるのが、宿泊料金。
特に今回は、当日に予約していることもあり、お得な料金で予約することは難しいのは火を見るより明らかなわけです。
そんなときにうれしいのが、空いていれば宿泊できるマリオットボンヴォイポイントでの無料宿泊。
カテゴリーごとに決められた必要ポイント数があれば、繁忙期のちょっと高めの時でもよりお得に宿泊することができるんですよ。
2020年10月現在、日本国内にあるマリオットボンヴォイ参加ホテル数は、開業予定も含めて50以上!
ラグジュアリーなものからカジュアルなものまで多種多様にあるのですが、今回は名古屋駅にある『名古屋マリオットアソシアホテル』にポイントを使って2泊無料宿泊することにしました。
SPGアメックスは100円の利用につき3ポイント貯まるので、あっという間にポイントが貯まります。
SPGアメックスの魅力は、語りだすと止まらない!ので、こちらを読んでね
旅行初日は連休2日目。想定通り高速道路は渋滞していました
連休中の渋滞、特に東名高速道路の渋滞はなかなか避けられませんよね。
今回は連休2日目だったので、少しはよかったのかもしれませんが、案の定渋滞でした!
だけど、みんなが移動するときじゃないと大渋滞も経験できないので、この渋滞も楽しみましたよ。
車載ナビとグーグルマップの両方でルート検索
今やほとんどの車両にカーナビがついていて、ナビを設定して移動していると思いますが、
かくいう、我が家のカーナビもだいぶ情報が古いです。
車載ナビのデータは、車両購入したときの約1年前の情報と言われていますので、2016年に購入した車両のカーナビのデータは2015年ごろのもの。
5年も経っていると、道路は結構変わっているんですよね。
そんな時に役に立つのが、グーグルマップ。
グーグルマップは情報がとにかく新しいので、目的地を入力すれば、
瞬時に複数ルートを検索してくれて
渋滞等の場所もわかりやすく
取締情報なども載っていて
とても便利です。
普段は車載ナビで検索し行動しているのですが、渋滞がひどい時やあまり行かない場所などでは、グーグルマップと車載ナビの両方で検索し、よりスムーズな方を採用しています。
スマホを持ちながら・見ながらの運転は危険ですので、グーグルマップを利用する場合は、車用のスマホスタンドを利用してくださいね。
渋滞はあるけど景色が楽しめる東名にする?渋滞はないけど山の中の新東名にする?
2012年に新東名が開通して以降も、交通量が多いのはやはり東名高速の方。
東名高速の方が
- 街中に近いところを通り
- 海も見える
んですよね。
交通量が多いので、渋滞もありますが景色を楽しむことができます。
その反面、山の中にできた新東名は
- カーブも少なくなだらか
- 交通量もそれほど多くない
んですよね。
山の中なので、トンネルも多く車窓から見える景色もほぼ変わりません。
車窓の景色も楽しみたかったのですが、今回は到着予定時間があまりにも違いすぎたので、新東名を利用しました。
いけどもいけどもトンネルが続く新東名。
運転していた旦那さんはだいぶお疲れだったようですが、そのおかげで早く着くことができました。
ルートが複数ある区間を利用する際は、到着予定時間だけではなく、
- 運転のしやすさ
- 疲れやすさ
なども考慮して選択してみてね。
普段寄らないサービスエリアによって新しい発見を楽しむ
渋滞がない時は素通りしてしまうサービスエリアって結構ありませんか?
わたしの場合、足柄サービスエリア(下り)は素通りすることが多いサービスエリア。今回は、特に御殿場インターまでの渋滞が激しく、都内から3時間近くかかっていたので、足柄サービスエリアにてランチを楽しみました。
足柄と言えば鹿。
8世紀の初めに編纂された『古事記』の一説には倭建命(やまとたけるのみこと)が足柄峠で足柄明神の化身である白鹿を蒜(ひる)で打ち殺したことで東国が平定されたと記されています。
出典:南足柄市公式サイト
古事記にも出てくる鹿ですが、実際この周辺には鹿が出没するんですよね。
そのせいか、足柄サービスエリア内のレストランの照明は、鹿の角をモチーフにしたものが使われていました。
足柄サービスエリアには、
- 展望風呂がある『足柄浪漫館 あしがら湯』
- 神奈川・静岡エリアを中心とした農畜産物が購入できる『足柄マルシェ』
- 足湯につかり特選フルーツジュースが楽しめる『足柄浪漫館 足湯カフェ』
- ドッグラン
などもあるので、ここだけでも十分に楽しめそう。
御殿場プレミアム・アウトレットへは、サービスエリアに入る手前にある足柄スマートICが便利です
1日目の夕食は、ホテル近くで地元の料理を楽しみました
渋滞を楽しみながら移動してきたので、名古屋に着いたのは夕方。
夕食の予約もしていなかったので、初日はホテル周辺の散策も兼ねて近くの居酒屋で。
この日はいったお店は、三重の地物を使った料理を出してくれる三重のお店。
愛知は何度か訪れており、地元の料理を楽しんでいるのですが、お隣の三重にはまだ行ったことがなく、三重の料理を楽しんだことがなかったので、こちらに決めました。
ハマグリの産地ということで、ハマグリのお出汁とハマグリをふんだんに使っただし巻き卵や、なばなの里の地ビール、三重桑名の鈴木鉱泉と伊賀青山の若戎酒造がコラボした地サイダーである『若戎サイダー』など、初めましてのものがたくさん。
ホテルのレストランでのお食事ももちろんいいのですが、地元の人たちが行くお店で地元のものをいただくのも、新しい発見がたくさんあって楽しいですよ。
旅行2日目。予定に沿って六華苑とリニア・鉄道館へ
今回、名古屋を拠点にした理由の一つが、まだ行ったことのない三重に行きたかったから。
三重県桑名市には、もう何年も前から行きたかった『六華苑』があります。
六華苑はジョサイア・コンドル設計の和洋の様式が調和した重要文化財です
この威風堂々とした和洋の様式が調和した建物がジョサイア・コンドル設計の『六華苑』。
建造物大好きなわたしが、長年「ここ行くぞ」とあたためてきた場所でもあります。
どこを切り取っても絵になる空間です。時間がゆっくり流れていき、とても満たされた気持ちになりました。
営業時間:9時〜17時 月曜日定休
入苑料:一般(高校生以上) 460円 中学生 150円
六華苑内にあるレストラン『Rocca』にて優雅にランチ
六華苑内には、結婚式も行われるというレストラン『Rocca』があり、ランチはこちらでいただきました。
ランチは2種類のプレートとステーキ丼がありました。
建物が見える空間で優雅なランチを楽しめましたよ。
\人気店です!予約がおすすめ/
9年ぶりにリニア・鉄道館へ
2011年3月にオープンした『リニア・鉄道館』。
こちらは、2011年9月に一度訪れているので、実に9年ぶりの訪問となりました。
今回、坊ちゃん(4歳)は初めての訪問。
現状、そこまで鉄道に興味がないのでどうかな~?と思っていたのですが…
車両よりも、鉄道の仕組みや有事の際の取り組みなどにとても興味を示し、長い時間楽しんでいました。
リニア・鉄道館内には、オープン前に様々なところに保存・保管されていた39もの実物車両があるのですが、
- 愛知万博で展示していた超電導リニア(MLX01-1)
- JR東海 浜松工場【静岡県浜松市】0系新幹線
は、リニア・鉄道館に来る前にも見学している、わたしにとっては思い出深い車両になります。
発券機を使って乗車券・新幹線特急券の発券、自動改札の通過の体験もできます。
ICカードでの乗車しかしたことなかった坊ちゃんは、乗車券を入れての自動改札通過に大興奮でした!
シミュレーターなどは先着順なので、楽しみたい場合は午前中の入館がお勧め
リニア・鉄道館には、新幹線や在来線のシミュレーターやプラレールなどが楽しめるキッズコーナーがあるのですが、こちらはすべて先着順。
開館後、整理券の配布が始まるのですが、早い時間に配布終了となってしまいます。
そのため、シミュレーターなども楽しみたい場合は、午前中の入館がおすすめですよ。
開館時間:10時~17時30分 毎週火曜日休館(祝日の場合は翌日)
入館料:大人1,000円 小中高生500円 幼児(3歳以上)200円
2日目の夕食は、大名古屋ビルディング内のお店で
ホテルに戻り、夕食は1日目同様に駅前散策を兼ねて名古屋駅周辺で。
2016年に全面開業した大名古屋ビルヂング内を散策しながら、夕食を楽しみました。
旅行3日目。いざ浜松へ
旅行3日目の最終日。一番の目的であった浜松へ向かいます。
今回は
渋滞が発生している期間
浜松には名古屋からの方が近い
といった理由から、
初日ではなく最終日に浜松を経由する
という行程にしました。
旅行3日目は、連休最終日ということで、より激しい渋滞が予想されたにもかかわらず、9時過ぎにゆっくり名古屋を出発しました。
刈谷ハイウェイオアシスは、1日中楽しめるスポットだった
テレビなどでも多く取り上げられている、『刈谷ハイウェイオアシス』。
「高速道路のちょっと広いサービスエリア」という認識だったのですが、全然違いました!
広大な敷地の中には、
- えびせんべいの里
- フードコート
- 温泉施設
- 観覧車
- メリーゴーランドなどもある公園
- 野菜が豊富な「産直市場おあしすファーム」
- おさかな工房
があり、
一般道からも
入場可能な、1日中楽しめるスポットでした。
おさかな工房には、三河湾からのとれたて鮮魚がたくさんあったのですが、驚くのはそのお値段!
わざわざ近所の人たちが買いに訪れるというのも納得です。
この日はお天気も良かったので、公園側にもたくさんの人があふれていました。
シートを敷いてピクニックされてる家族連れが多かったです。
思いっきり遊んで、ご飯を食べて、ゆっくり温泉に入って、お買い物をして帰る。
そんな過ごし方のできるスポットですよ。
ようやく今回の旅の一番の目的、浜松餃子の『石松ぎょうざ』に到着
お昼過ぎにようやくこのたび最大の目的地である、浜松餃子の「石松ぎょうざ」に到着。
2020年4月に移転したばかりの店舗は、駐車場も店内もとっても広い!
東名高速、新東名高速ともにICを降りてから10分程度、国道沿いなのでアクセスもいいですよ。
席数が多いので、お昼時でしたが少しの待ち時間で席に着くことができました。
浜松餃子の特徴は、キャベツと豚肉を使っていること。
一般的に餃子といえばニラや白菜ですが、キャベツを使っているからあっさりしているけれど豚肉によって濃厚なコクがあるおいしい餃子になっているんですね!
浜松餃子といえば、もやしですが、このもやしを最初に添えたのは「石松ぎょうざ」なんですって。
外食が数少ない贅沢であった時代に、見た目も味のうちと、お客様のために初代店主が試行錯誤を繰り返して辿り着いたのが「もやし」でした。
石松餃子HPより
この初代店主の気持ち、とってもうれしくなっちゃいますね。
浜松餃子は大好きなのですが、そんなにしょっちゅう浜松に行けないので、お持ち帰りの冷凍餃子を購入して帰ってきました。
オンラインでも購入できるので、全部食べちゃってもまた買えますね。よかった。
\おうちでお取り寄せ/
サービスエリアで適宜休憩しながら渋滞回避
浜松を出たのは夕方近くで、途中途中渋滞が発生し始めていましたが、ゆっくり帰れば渋滞に巻き込まれることがないような状況。
渋滞に巻き込まれながら急いで帰るよりも、渋滞の波に突っ込まない程度に休憩しながらゆっくり帰った方が、到着時間もほぼ変わらずに帰れるし、何よりストレスが少ないため適宜休憩しながら帰りました。
これもまた、普段は寄らないサービスエリアに寄ったりするので新しい発見があって楽しいんですよね。
また、東名高速、新東名高速ともに各サービスエリアには必ずと言っていいほど『富士山ビュースポット』があるので、様々な場所からいろんな角度の富士山も楽しむことができます。
いわゆる『観光地』への宿泊をしないことで、大型連休でも宿泊を伴う旅行を存分に楽しめます
大型連休において直前に旅行の計画を立てると、
- 宿泊施設がない
- 出かけた先はどこも混雑
といったことになりかねないのですが、いわゆる観光地と言われる場所以外では、直前でも空いている宿泊施設は比較的多くあります。
大型連休ほど普段は行かない観光地に行きたくなりますが、直前に予定を立てる場合は、観光地を外して予定を立てたり、移動自体も楽しむことで存分に楽しむことができます。
また、行きたいところリストを作っておくことで、季節や時期に合わせた行き先をスムーズにチョイスできますし、繁忙期でもお得に宿泊できるポイントを利用することで宿泊費を抑えることができますので、急にお休みができた時こそ、これらのポイントを押さえて旅行を楽しんでくださいね。
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