長期休みにはLCCを利用して子連れで飛行機旅行というご予定の方いらっしゃいます?LCCって使ってみると結構便利な乗り物なんです。
知っているようであまり知らない(かもしれない)LCCについて、復習しておきましょう!
そもそもLCCとは?
LCC(ローコストキャリア)とは効率化の向上によって低い運航費用を実現し、低価格かつサービスが簡素化された航空輸送サービスを提供する航空会社である。
-Wikipediaより
LCCとANAやJALといったフルサービスキャリア(FSC)との違いはその名の通り「サービス」が違うんですよね。
FSCでは無料で提供されている、機内のドリンクや食事のサービスやブランケット等の貸し出しまで、LCCは基本的には”有料”です。
また、LCCは座席を多く設置しているので、FSCに比べて、座席の前後の幅もすこーし狭くなっています。
少しでも広い席に座りたい!という方は、非常口席や一番前の席などがおすすめなのですが、この場合、座席の指定が必要になるんですよね。そしてその座席の指定も”有料”となります。
このように、無料サービスを廃止したり有料化したり、機体設備を簡素化することで、正規運賃を抑えることができているのがLCCの航空会社ということになります。
座席指定をするなら、少し広い非常口座席を利用したいところですが、真っ先に予約されてしまう座席だったりするんですよね。
さらに、非常口座席の利用には
- 年齢が15歳以上であること
- 乳幼児同伴でないこと
- 非常時にお手伝いいただけること
などの条件があります。
『非常時にお手伝いいただく座席』なので、子連れだと難しいですもんね。
成田空港に就航しているLCC
成田空港には、LCC専用の第3ターミナルがあることから、成田空港に就航しているLCCは第3ターミナル発着の2社だけと思いがちですが、国内線・国際線合わせるとなんと20社も就航しているんですよ!
成田空港に就航している国内線
国内線は、ジェットスター・ジャパン、春秋航空、ピーチの4社が就航。このうち、第3ターミナルを利用しているのは、ピーチを除く3社となります。(ピーチは第1ターミナル)
成田空港に就航している国際線
国際線は、これら3社にジェットスター航空、タイ・エアアジアX、インドネシア・エアアジアX、スクート、香港エクスプレス航空、タイガーエア航空、セブパシフィック航空、エアプサン、ティーウェイ航空、チェジュ航空、イースター航空、ノックスクート、エアソウル、ジンエアー、タイガーエア台湾、ファイアフライの16社が加わり、全19社も就航しているんですね。
就航先は、東南アジアを中心にオセアニアまで。
これだけ多くのLCCが就航していると、空の旅がより身近に感じられる!そんな気がします。
機内に持ち込める荷物や預けることのできる荷物はどれくらい?
LCCでは、受託手荷物は全て”有料”となっています。そのため、極力機内持ち込み荷物だけでまとめたいところですが、その機内持ち込みできる重量も、FSCが10キロなのに対し、航空会社により7〜10キロと幅があります。
子連れでの飛行機旅となると、子供の着替えやおむつ・月齢によっては離乳食やおやつなど何かとこどもの荷物が増えてしまいがち。
おとなの荷物は極力減らしても、思った以上に荷物が積めないなぁ…って場合は、スーツケース自体が重いのかも。
実際、私が利用している機内持ち込み用のスーツケースもずっしりと重いものだっため、見た目以上に荷物が積めませんでした。
近頃は、機内持ち込みサイズの軽いスーツケースが増えていますが、購入するまでもないなぁ…という場合、レンタルを検討してみては?
軽くておしゃれなスーツケースが、往復送料無料&即日発送&無償保証の安心サービス付きでレンタルできますよ。
ベビーカーは無料で預けられます!
普段ベビーカーに乗り慣れているお子さんだと、旅先でもベビーカーに乗って移動だといつも通り楽しめますよね。
でも「ベビーカーは機内持ち込みできないから、諦めよう!」なんて思ってないですか?
だとしたら、その心配、ご無用ですよ!
受託手荷物は”有料”なのですが、ベビーカーは”無料”で預けることができます。
ただでさえかさばりがちで、持っていくことも躊躇しがちなベビーカーですが、無料で預けられるので、お子さんのためにもいつも通り心置き無く持っていってあげてくださいね。
気軽に空の旅を楽しむ時代がやってきた
私がこどもの頃は、飛行機の就航自体が多くなかったので、空の旅はとても特別なものでしたが、LCCのおかげで気軽に空の旅を楽しめる時代になりましたね。
ご自身の日程と、座席さえ空いていれば当日に予約してそのままフライト、なんてことが可能になっています。
子連れで飛行機というとなんとなくハードルが高いような気がしますが、機内のトイレにはおむつ交換が可能なシートもありますし、国内線であればフライト時間は遠くても3時間ほど。
同じ時間で、電車や車ではいけない遠くまで、お得に行けるのもLCCでの飛行機旅の魅力です。
これからは、ふらっと子連れで飛行機してみませんか?